金メダルがもたらした影響inフィジー
リオオリンピックが今日閉会しましたが、皆さんどれくらい見ましたでしょうか?
僕は、テレビでは見れないもののニュース速報で確認していました。
今回、日本も多くのメダルを獲得しましたが、こちらフィジーでは初のメダルを7人制ラグビーのチームが獲得しました。
それも金メダル!
この金メダルが大きな影響をもたらしました。
1つ目は、「今日、8月22日(月)が祝日になる」です。
学校も、お店も全部が閉まりました。
そして、国民がフラッグを持って街を賑わせました。
休日が知らぬ間に決まっていたのでとても驚きました。
フィジーならではの出来事かもしれません。
2つ目は、「国旗の変更がなくなる」です。
昨年からフィジーでは国旗を変更しようという動きがありました。
というのも、ユニオンフラッグを廃止しようというのが理由です。
昨年10月にいくつかの選択肢から1つを選ぶ投票が予定されていたのですがほとんどの人が参加しなかったらしいです。
次は12月の予定だったのですがこれも実現せず...。
その次はオリンピックまでにという予定も実現しませんでした。
そして、フィジーのラグビーが金メダルを取って、今の国旗で祝っている姿が感動したという理由で変更を取りやめたそうです。
これも、フィジーならではというほかありません。
3つ目は、「公共のバスが無料になる」です。
僕は、学校に行くにも街へ出るにもバスを使うのですが、今日も街へ出るのにいつも通りバスに乗ろうとしたら、フロントガラスに張り紙が。
「FREE BUS」。なんか得した気分になりました。
ちなみにラグビーの試合があった時間は、平日にもかかわらず銀行が一時休業したり、学校の授業を中断してみんなでテレビを見たりと様々なことがありました。
やはり、国自体の自由度が高いなと実感しました。
自分にとって1つのいい経験になりました。