ふと考える言語習得

前回更新から日が開きすぎてしました。



さてフィジー留学もとうとう残り1週間となりました。正直、長かったという印象です。



今日の記事についての概要を少し…。


当たり前ですが英語が完璧になるなんてまずありえないし、何年かかっても無理でしょう。

そもそも、母語である日本語学習だって現在進行形で完璧になることはない。

 

 

なので、英語に対してまだまだ未熟な僕ですが、ありのまま書きます。

 

まず、前提として言語習得には、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4要素があります。

どれが一番大事なのか。

 

 

 

いや、この4つとも全て大事であるし、優劣なんてつけるべきではないと思う。

 

本を読んだり調べ物をするときに大事な「読む(黙読し、日本語に訳す力。)」

書面を利用し、相手に何か物事を伝えるときに大事な「書く」

人とのコミュニケーションで大事な「話す(声に出して会話する力。)」、「聞く」

 

 

どれか一つでも著しく欠けていると言語習得として良い方向に進んでいないと思う。

 

 

僕を含む日本人の英語能力は「読む」「書く」が「話す」「聞く」に比べて強い傾向にある。裏を返せば「話す」「聞く」が弱い。もちろん僕もそう。

まぁそれはそうだろう。

日本で義務教育課程を終え、高校で大学受験勉強をしていると自ずと強くなるようになっている。

それをこの留学でヒシヒシと感じた。

 

 

例えば、英単語を書くことができ、その単語の日本語訳(読むこと)ができる。

が、声に出して読むと間違った読み方をする。発音が良い悪いとかではなく完全に間違った読み方をしているのだ。

それでは「聞く」能力の伸びも悪い。

この状態が僕にとってすごく奇妙に思えた。

僕は単語を覚えるとき、正しい発音も一緒に覚えないと日本語の意味が入ってこない。

なので、知っている単語を発音し間違えることは殆どない。


いや、覚え方云々の前に、1つの単語に対し「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つの要素が出来て初めてその単語を覚えたことになるのではないか。



といった感想を持った留学でした。


そして、日本でも「話す」、「聞く」を伸ばすことのできる機会がもっと増えればいいなぁと思いました。



以上、このフィジー留学を通して僕が英語学習、言語習得に関して思ったことでした。